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158. 阿蘇水掛の棚田
(あそみずかけのたなだ)
 
 
 

●所 在:阿蘇市山田1021番地ほか
●施主等:公益財団法人肥後の水とみどりの愛護基金
●平成29年度 部門賞 緑と水の景観賞
●平成30年度くまもと景観賞「30回記念大賞」受賞作品
 
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■2017くまもと景観賞パンフレットから抜粋
 阿蘇北外輪山のふもとにあり、阿蘇五岳を臨む3.5ヘクタールの地に約68枚の棚田が広がる。毎分20トンの豊富な湧水量でくまもと名水百選にも選定された「乙川(おとごがわ)湧水群」の一角にあり、かつては上質の米の産地だったが、高齢化や後継者不足により耕作放棄地となり荒廃が進んだ。平成23年、地下水涵養を目的に阿蘇市と協定を締結し、約25年ぶりに「阿蘇水掛の棚田」として再生。毎年春と秋に、関係者、地元の住人や小学生、大学生のボランティアが集い、手植えと手刈り・掛け干しで汗を流している。地元に伝わる野草堆肥などの伝統的な環境にやさしい農法によって栽培された米は、熊本県の「地下水と土を育む農畜産物等認証」の農産物部門で第1号の認定を受けた。水源付近には手作りの木製のベンチが設けられ、立ち寄る人を優しく歓迎する。


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