くまもと緑・景観協働機構

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３０周年記念大賞
3.	阿蘇水掛の棚田（あそみずかけのたなだ）
	●所　在：阿蘇市山田 ●施主等：公益財団法人肥後の水とみどりの愛護基金 ●平成２９年度　部門賞　緑と水の景観賞　前回受賞時の紹介ぺージはこちらをご覧ください。
《所在地地図》

	■２０１８くまもと景観賞パンフレットから抜粋
	阿蘇北外輪山の麓の耕作放棄地を、平成２３年、阿蘇市と水田湛水事業の協定を結び約２５年ぶりに「阿蘇水掛の棚田」として再生させた。阿蘇五岳を臨む３．５ヘクタール、６８枚の棚田は、豊かな土壌と熊本名水百選にも選ばれた「乙川湧水群」の恵みを受けて再び良味米を産するとともに、地下水の保全にも大きな効果を発揮している。毎年春と秋には、関係者、地元住民や小学生、さらに近年は大学生にもボランティアの輪を広げ、手植えと手刈り・掛け干しで作業がなされている。平成２９年度に、棚田米は熊本県の「地下水と土を育む農畜産物等認証」の農産物部門で第１号認定を受け、棚田も「くまもと景観賞　緑と水の景観賞」を受賞した。最近では近くを流れる乙川湧水群の環境整備も積極的になされており、上流の沢では地元農家によるワサビの栽培も始めている。