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  老樹名木のご紹介
 
金比羅杉(こんぴらすぎ)

所在地 樹種 樹齢(推定) 幹囲 樹高
阿蘇郡南小国町 スギ 1000年 12.4m 28m

度重なる災難を乗り越え生き続ける

北条時定(ほうじょうときさだ)が満願寺建立の際に植えたと伝えられる巨樹です。元禄(げんろく)年間の落雷で幹が裂け、昭和4年(1929)の落雷では空洞内が炎上しましたが、小国郷全域から集まった人々の19時間にも及ぶバケツリレーで消し止められました。幾度の災難にもかかわらず今もなお、生きる力を湛えています。国指定天然記念物です。

【場所】
南小国から約4キロメートル。車は満願寺の駐車場に止める。隣接する小学校跡地の横から山道を約30分登る。登り口に案内板あり。








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詳細
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熊本県樹木医会 荒木様 提供資料より

【近況写真】(2016年6月撮影)
 

【樹木の近況について】(2016年6月調査資料より)
・地元住民の話によると、落雷の被害により樹木が衰退したため治療を行ったとのことである。
・治療のために行われてウレタンの充填は多少劣化しており、鳥によると思われる孔もみられる。
   

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