5月になると相良観音(あいらかんのん)近くの自生地で、巻き上がる太い蔓(つる)から暗紅紫色(あんこうししょく)の花を房状に咲かせます。全国でもここだけに自生し、昔は花が咲くのは不吉なことが起こる前兆といわれたほど珍しいことでしたが、近年は毎年咲くようになっています。国指定特別天然記念物に指定されています。 【場所】山鹿市菊鹿町相良 国道325号から県道9号で相良観音方面へ。 観音堂1キロメートル手前の左側に自生地。