天草灘の荒波から村を守った
潮風に強いアコウは昔から海沿いの集落に多く植えられましたが、魚貫崎集落の西に力強くそびえるこの大樹も民家の石垣にあって、防波堤と共に天草灘の吹き寄せる風と波を防ぎました。巨体をくねらせた幹の姿は生命力に溢れ、村を守る海との戦いを物語っています。市指定天然記念物です。
【場所】
国道266号、旧牛深市入り口付近より魚貫崎方面に右折。約6キロメートル先の魚貫町入り口よりさらに右折して、池田地区へ。3キロメートルほど山道を下ると、魚貫崎の集落と漁港に入る。道沿いの民家にある。
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