有明海を隔てて雲仙(うんぜん)岳に対峙する対岳楼は、文人墨客たちが立ち寄った美邸でした。そこからの眺望をさらに際立たせたのがこの大樹で、四方に広がった枝と垂れ下がる気根に往時の風景そのままの姿をとどめています。市の天然記念物に指定されています。 【場所】国道324号から有明町島子漁港方面へ。 漁港を右手に隣接して対岳楼跡がある。 楼跡の海に面して、アコウの木が数本並んでいる。