細川藩は宝暦の改革のとき、木蝋(もくろう)生産による財政再建を目指して、ハゼノキをたくさん植えました。最盛時には10万本あったと言われ、この古木は「宝暦の櫨」とも呼ばれて、残っている中では最大の樹です。近くに水俣市立の「侍街道はぜのき館」があります。 【場所】 水俣駅前の道路を南下して踏み切りを渡り、侍地区を目指す。駐車場は「侍街道はぜのき館」。ここの案内板にしたがって徒歩15分。道順ははぜのき館で聞くと間違いない。