くまもと緑・景観協働機構
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  調査研究のお知らせ
        
 

 くまもと緑・景観協働機構(事務局:熊本県都市計画課)では、
平成23年度、九州新幹線全線開業に伴い、新幹線駅周辺の
景観形成に取り組むため助成制度の拡充を図っています。

 その啓発・普及を図るためにボランティア緑花について
多くの県民が参加し、学べる機会として
春日校区まちづくり委員会とふれあいの会・アルモンデ
の協力のもと、ボランティア緑花講習会を開催しました。


 ボランティア緑花講習会の開催状況

平成23年12月4日(日)、
熊本市立春日小学校体育館及び熊本駅西口特設会場にて
ボランティア
緑花講習会を開催。
春日校区をはじめ地域の方々、行政、園芸業者、
春日校区まちづくり委員会及びアルモンデ関係者など
約70名が参加。

  第1部は春日小学校体育館において、講師にNPO法人緑の風景理事長で広島国際大学講師の高松雅子さんと、コーディネーターに小出 史さんをお迎えし、「花のあるまちづくり」をテーマにデモンストレーションを交えた講演をしていただきました。

 第2部では、熊本駅西口特設会場において「立ち上がり花壇をみんなの手で植えよう!」をテーマに高松雅子さんとふれあいの会・アルモンデ理事中村勝子さんの指導のもと、熊本駅西口周辺に設置した立ち上がり花壇に参加者全員で苗木や花苗を植えました。


 第1部、春日小学校体育館にて高松雅子さんによる講演の様子 

 「園芸の目的は、自然と共有してみんなで元気になっていくことであり、花を大きく咲かせるだけでなく、みんなでひとつの何かを作っていく作業である。」とお話くださいました。

 花壇などを作るときには、テーマを考えて植物選びをするととよいとのことでした。


 
植物は人間が手を掛けてあげないと枯れてしまうことや、作業をする際に植物に声をかけてあげることの大切さについてもお話しくださいました。

 園芸を含め自分がしている事やしたいことにについてそれを行動に移し、自分から宣言することでまわりに人が集まる事など、日常生活につながる内容のお話もありました。
 
   皆さん、メモを取りながら熱心に聞き入っています。

 今回立ち上がり花壇に植栽する苗木や花苗のそれぞれの性質や働きについても分かりやすく教えてくださいました。
 (アシスタントの方が実際に苗を持ってまわり、来場者にどんな植物か触って確かめていただいています。)

 この後、実際に鉢に植えながら植物の配置の仕方や花の時期が異なる植物を楽しむ植え方の工夫について教えてくださいました。
 
 
 
 第2部、熊本駅西口特設会場での実演教室の様子。

 最初に高松雅子さんと中村勝子さんによるデモンストレーションが行われました。
   そのあと早速参加者全員がグループごとに分かれて立ち上がり花壇に苗木や花苗などを植えました。
 高松さん、中村さんの指導を受け、どのように配置したらさらにきれいに見えるかを考えながら皆さん熱心に作業されています。
   皆で花を植えることで自然に会話の輪が広がっていきます。
   
    春日小学校の児童の皆さんをはじめ多くの子どもさんたちも参加しました。
将来、花壇の花木がどんな風に育つか楽しみですね。
 高松雅子さん(左から二人目)には各花壇をまわりながら指導に当たっていただきました。
 
   鞠智城イメージキャラクターのころうくんもお手伝いにやってきました。植栽を終えた花壇に水やりしたりと大活躍です。
   植栽作業終了後、ころうくんも一緒に参加者で花岡山をバックに記念撮影しました。
   ころうくんも参加者への記念品配りをお手伝いしました。
   完成した立ち上がり花壇。

レンギョウ、コデマリの低木からパンジー、ノースポールなどの花苗につる性低木のヘデラなど、バラエティーに富んだ種類の植物を植えてあり、一年中花や葉が楽しめる構成になっています。

 熊本駅西口(新幹線口)を出てすぐの所に設置してありますので、熊本駅にお立ち寄りの際は是非ご覧ください。
 
 
 
   


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