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159. 築地井手界隈
(つきじいでかいわい)
 
 
 

●所 在:菊地市亘付近
●施主等:亘区、築地区
●平成29年度 部門賞 緑と水の景観賞

 
 

《所在地地図》


   
        

 
       
■2017くまもと景観賞パンフレットから抜粋
 「築地井手」は、加藤清正によって開かれたと伝わる用水路であり、生活用水や防火用水、平野をうるおす役目など時代に応じ様々なシーンで利用され、今もなお大切に利用されている。  澄んだ水の色がとても印象的で、水底の水草がリズミカルになびくのがはっきりとみえる。周辺には県指定文化財を持つ東福寺や菊池能運の墓などがあり、歴史的情緒もあいまって、ゆったりと井手沿いを歩き楽しむことができる。  周辺の清掃や整備も行き届いており、近隣の方々が絶えず手を加えていることが伺える。沿岸にはホタルが生息できるような居場所をいくつも設けてあったり、井手をまたぎ趣のある憩いの場を設置したりと景観を向上させる意気込みが多く見受けられる。 また景観とともに、あれだけの長い水路に緩やかに水が流れる当時の高い技術もご覧いただきたい。


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