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155. 天水のみかん山
(てんすいのみかんやま)
 
 
 

●所 在:玉名市天水地区
●施主等:玉名市天水地区
●平成27年度奨励賞

 
 

《所在地地図》
   
        
 
       
■2015くまもと景観賞パンフレットから抜粋
 みかんの木々が、かつて晩生のみかんが主流だった頃に収穫したみかんを収蔵した「紀州囲い」と呼ばれる蔵や、棚田状の石積みなどと織り成しているのが、この地域固有の景観である。夏目漱石の小説『草枕』もこの「櫁柑山」を背景に展開していた。5月初旬には白い花と甘い香りが満ち溢れ、収穫の時期には緑の葉にみかんが鮮かである。花の時期の「ミステリーウォーク」と称されるウォークラリーは、景観を愛でる機会を設ける取り組みとして高く評価できる。一方、緑色に塗ったガードレールは安直であり、消毒液散布の機械「スピードスプレアー」の運転に邪魔になる石積みの破壊や、極早生、早生みかんが主流となり、物流形態も変わった現在では不要となった「紀州囲い」の老朽化など、景観の維持や改善に関する難題も多い。これらを乗り越える今後の展開に期待を寄せたい。


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