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146. 宇土市網田焼の里資料館
(うとしおうだやきのさとしりょうかん)
 
 
 

●所 在:宇土市上網田町787‐1
●施主等:宇土市教育委員会
●平成26年度部門賞 地域景観賞

 
 
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■2014くまもと景観賞パンフレットから抜粋
 JR三角線網田駅の東北東約1.5q、江戸時代から昭和戦前の建物をよく残す引の花の集落内にある。細川藩の御山支配役であった中園家の旧屋敷を保存・活用し、網田焼を紹介する展示施設とした。集落を北西から南東へ貫く道路南側の敷地に、北西に主屋、相対する南東、道路側から門、受付、蔵を配し、敷地の道路側には板塀を設けて門につないでいる。市有形文化財である主屋は大型で、茅葺き屋根を切妻造本瓦葺に改修し瓦漆喰を施した屋根とし、軒下や二階の壁は白漆喰で塗り籠める。網田焼資料が展示されるのは復元建築の蔵で、こちらも白い壁がまぶしい。門や新設の受付・塀も伝統様式を規範としていて、建物群としての統一感を生み出している。塀越しにみる屋敷の景観は集落にもよく調和しているが、漆喰の白はこの屋敷に強く際立った印象をも与えている。


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