くまもと緑・景観協働機構

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145.	球磨村三ヶ浦地区（くまむらさんがうらちく）
	●所　在：球磨郡球磨村大字三ヶ浦毎床 ●施主等：さんがうら運営委員会 ●平成２５年度部門賞　緑と水の景観賞
《所在地地図》

	■２０１３くまもと景観賞パンフレットから抜粋
	三ヶ浦地区は球磨村中央部に位置し、緩やかな斜面に梨園と棚田が広がる。地域内には縦横に張り巡らされた「毎床溝」と称する先人たちが苦難の末造りあげた水路が、現在(いま)も農地を潤し、生活を支えている。住民たちはその血と汗と涙の歴史を大切にし、水神祭を催し、管理を行ってきた。また、農村文化の原風景を守るため、住民総出による道路等の定期的な清掃や植栽による景観形成にも積極的に取り組んでいる。さらに、都市住民との交流を目的に、廃校になった小学校の体験交流館としての再生、農村景観を歩きながら楽しむフットパスの開発、後継者育成にも力を入れている。この地域の心を和ませ、のどかな時間をゆっくり満喫できる四季折々の景観は、こうして引き継がれている。自然環境・歴史・ひとの活力がいかされた景観として評価した。