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144. 湯の児地区公園
(ゆのこちくこうえん)
 
 

●所 在:水俣市浜字外平4051番地154 他
●施主等:水俣市、水俣市22区自治会
●平成25年度部門賞 緑と水の景観賞

 

《所在地地図》
 
        
■2013くまもと景観賞パンフレットから抜粋
 湯の児チェリーラインの大崎鼻と和田岬にあった二つの拠点が再整備され、いずれも、海を望む丘に相応しい伸びやかな芝生広場を中心とした公園となった。飾りすぎない休憩施設や手すりのデザインは両者共通である。駐車スペースはほとんどなく、電動自転車が準備されていることと相俟って、サイクリングやウォーキングで移動しながら、海の眺めや春の桜を楽しんでもらおうという思いを感じさせる。温泉街の核となる湯之児公園、および温泉街と吊り橋で結ばれた湯の児島公園も、時期を合わせて、これらと一連のものとして再整備された。湯之児公園の櫓のあるあずまやは、昼も夜もこの地区のシンボルとして機能すると共に、温泉街の今後の建築や改修にヒントを与えるものとなっている。草刈りなどの公園管理に地元自治会が積極的であることも心強い。

 


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