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131. 山鹿市豊前街道界隈
(やまがしぶぜんかいどうかいわい)
 
 

●所 在:山鹿市山鹿
●形 態:町並み
●施主等:山鹿市
●平成22年度特別賞受賞

 

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■2010くまもと景観賞パンフレットから抜粋
 菊池市右岸・惣門から下町・中町・九日町・日吉町・上町・西上町が連なる豊前街道を辿るこの界隈には歴史的景観が商家と共に残されている。惣門は、菊池川の水源を活かした商家の入口であり、その街の中ほどにある八千代座はその賑わいの中心である。江戸・明治・大正・昭和の繁栄を偲ばせる佇まいである。
 歴史を活かしたまちづくりの成果は、66件に上る修景された建築物が物語っているが、そのためには長年にわたる地元住民の自主的な取組みと行政の整備事業とが上手に連携することが必要であった。この継続的な努力・成果が特別賞の値するを評価された。
 ここは商人町として活きている地区である。今後は復元や修景と相俟って、老朽化した店舗・住宅の建て替えが望まれる。これまでの景観に、平成の新たな調和した意匠が加わり、更に繁盛する町並みとなることを期待したい。 


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