くまもと緑・景観協働機構
事業概要 各種助成事業 くまもと路樹・景観の紹介 老樹名木めぐり 花と緑の園芸相談 調査・研究 各種申請書 お問い合わせ Q&A(FQA)
  HOME > くまもと街路樹・景観・公園の紹介 > くまもと景観 > H13-096わが輩通りサイン
  くまもと景観のご紹介
 
96. わが輩通りサイン (わがはいどおりさいん)  
  ●所 在:熊本市上熊本〜広町
       地図はこちら
●形 態:サイン・ポケットパーク
●施主等:熊本市
     熊本市広告美術共同組合
     潟Gイワ、木上梅香園
●平成13年度まちかど広告景観賞受賞
 
  
■2001くまもと景観賞パンフレットから抜粋

 “道はいつも、そぞろ歩きを誘うものであってほしい”
 道が、ただ通りすぎるだけの通路に成り果てたのはいつ頃からだろう。目的地である点と点を最短距離で結びつける道、山も田畑も突き抜けて、ただひたすら直進していく高速道路。消え去ったものは、土地の精霊たち、人々の気配、たくさんの小さな思い出…。
 歴史ある上熊本エリアを中心とした「わが輩通り」には精霊は住んでいないが、道をもっと楽しみたいというメッセージを感じた。各所のサインに登場する猫や山高帽の漱石先生にも遊び心が生きている。今後いかにポケットパークに人の足を止め、溜まり場にまで仕掛けていけるか、4キロの距離を連続性を持たせながら“歩かせる”工夫など、「わが輩通り」の抱える課題は多い。が、道にもっと目を向け、道を遊ぼうという思想は共感できるし、その契機になれば、通りの存在価値は大きい。今後の展開に大いに期待したい。



© Kumamoto Midori Keikan Kyoudou Kikou. All Rights Reserved.