●所 在:宇城市不知火町大字松合 地図はこちら ●形 態:まちなみ ●施主等:不知火町(受賞当時) ●平成6年度テーマ賞「路地又は界隈」受賞
不知火で知られる松合は、生活感が溢れ、界隈という言葉がしっくりくるところである。 江戸中期以降、漁港から発展して醤油や酒造などの醸造業、船問屋などの商業が興り、明治30年頃に隆盛期を迎えた町である。その面影は、旧富岡往還沿いに数多く残る白壁土蔵群などに見ることができる。 現在は、これらの土蔵を守る保存会も結成され、景観整備を中心とした町興しが熱心に行われている。