くまもと緑・景観協働機構
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  調査研究のお知らせ
        

 くまもと緑・景観協働機構(事務局:熊本県都市計画課内)では、
平成24年度から民間緑化に関する普及啓発の一環として、
県内市町村が開催する緑化に関する講習会への支援を行っています。


 令和5年度(2023年度)は、天草市、荒尾市、水俣市への支援を
行いました。

 

天草市
「大江地区振興会花づくり教室」
 令和5年(2023年)11月8日(水)
棚底地区コミュニティセンターにて、
講師に、株式会社ミヨセの小松和弘さんをお迎えし、
地域住民35名が参加しました。

 土の作り方や肥料の選び方、苗の植え方、育て方など、花づくりにおける基本的な内容の説明が行われました。
 
 続いて、小松さんの指導の下、参加者全員で、コミュニティセンター内花壇にノースポール、パンジー、ナデシコ苗の植栽を行いました。
 
 完成後の花壇。
 参加者からは、基本的な事が学べて良かったとのことや、花の植え方や肥料と土の分量など教えてもらい参考になったとのこと。

 天草市では各地の教室で植栽した花壇はボランティア花壇として管理を継続しており、花の有る沿道景観の形成につながっているとのこと。
 今回の講習も実演を交えて行われ、非常に有意義な場となったとのことでした。


 春には満開となり、地域住民の皆さんも大変喜んでいるとのことでした。
   
荒尾市
「花に親しもう」
 令和5年(2023年)11月7日(土)
 荒尾市立荒尾第三中学校にて、在学生を対象に、荒尾市くらしいきいき課課長補佐(当時)が講習を行いました。
 在学生のうち31名が参加しました。

 今回は、若いうちから花や緑に親しみ、育てる機会をとおして、やさしさや美しさを育むこと、ひいては今後の緑化推進の人材を育成することを目的として、地元中学生を対象とした講習会を開催しました。

 植栽時に注意する点や、花に関する基礎知識などの講習を行ったあと、講師のサポートのもと、プランターへの土入れからパンジー苗の植栽まで実際に生徒に行ってもらいました。

 
 制作されたプランターは、荒尾市内の主要幹線道路沿いの花壇に設置され、生徒たちが水やりなど管理をしています。  
 
 生徒たちからは、久しぶりに花植えをして楽しかった、今度育ててみたいとの声もあったとのことでした。

 荒尾市からは、普段花に慣れ親しんでいない中学生を対象としたことで、花への興味関心の一端となったとのこと。

 また、アンケートの結果、約半数は花を育てることに興味を示したため、年齢の低いうちから花に親しむ機会を増やしていきたいとのことでした。
  
   
水俣市
「花の寄せ植え講習会」
令和5年(2023年)11月25日(土)
 エコパーク水俣ナーサリー作業所にて、
エコパークバラ園バラ管理責任者である住本浩美さんをお迎えし、市民57名が参加しました。

 鑑賞用や目隠し等に庭木として汎用性の高いコニファーを中心に、苗選び、土づくり、植付け、施肥、剪定等庭づくりや維持管理に必要な一連の作業について説明が行われました。
  2〜4名のグループに分かれ、講師とアシスタントの説明を受けながらコニファーとミニバラなどの花苗を組み合わせて寄せ植えプランターの制作を行いました。
 完成したプランターは、水俣市立図書館・公民館玄関前に設置されました。
 
 参加された市民からは、とても分かりやすくて楽しかったとのことや、次の講習会も楽しみにしているとの声があったそうです。
 直近の様子。

 水俣市からは、今回は市が実施する緑化施策や市の緑化ボランティア活動についてもアンケートを行ったところ、市の緑化事業の検討資料や、興味を持った市民へのボランティア活動の案内につながり、市の緑化活動への裾野を直接的に広げることができてとても有意義であったとのことでした。
 
   


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